≪相続の準備≫始めませんか?
2025年06月27日
「うちはまだ相続なんて先の話だから…」と思っていませんか?でも実は、みんなが元気で揃っている今だからこそ、相続の話をしておくことが大切なんです。
なぜ元気なうちに話し合うの?
相続が実際に起こってからでは、一番大切な「本人の気持ち」を聞くことができません。「お父さんはこの土地をどう思っていたんだろう」と後から悩んでも、もう確かめることはできないのです。元気なうちに本人の想いを聞き、家族みんなで共有しておけば、本人の意思を大切にした後悔のない相続ができます。
家族で話し合っておきたいこと
1. 財産について話し合う
「どこに何があるのか」を家族で共有しましょう。銀行口座、不動産、保険、株式など、思った以上に把握できていないものです。借金がある場合も、隠さずに話しておくことが重要です。
2. 想いを伝え合う
「この家は長男に継いでほしい」「お母さんの面倒を見てくれる人に多めに残したい」など、それぞれの想いを率直に話し合いましょう。後から「そんなつもりじゃなかった」となることを防げます。
3. 相続税のこと
相続税がかかりそうかどうか、おおよその金額を知っておくことで、事前の対策も立てられます。納税資金の準備についても話し合っておきましょう。
4. その他のこと
介護の問題、お墓や仏壇の管理など、相続に関わる様々なことも併せて話し合っておくと安心です。
でも、実際に話し合うのは難しい…
「そんな話はまだ早い」「縁起が悪い」と言われてしまうことも多いでしょう。家族だからこそ、かえって切り出しにくいのが相続の話です。でも、少しでも話しやすくするために、こんなきっかけを試してみてはいかがでしょうか。
**お父さん・お母さん世代から**
テレビの相続特集を見たタイミングで「うちはどうしようか」と自然に話題にしたり、健康診断の後など将来を意識する機会を活用してみてください。「みんなが困らないように、私の考えを聞いてもらいたい」と素直に気持ちを伝えることが大切です。
**息子さん・娘さん世代から**
「お父さんの大切にしているものを教えて」という聞き方から始めたり、友人の体験談を交えて「うちも準備しておいた方がいいかも」と提案してみましょう。親の誕生日や敬老の日など、感謝を伝えるタイミングで切り出すのも効果的です。
まずは「家族みんなが安心できるように」という気持ちを伝えることから始めてみてください。
一人で悩まず、専門家に相談を
家族での話し合いができたとしても、「うちは相続税がかかるの?」「どんな準備をしておけばいいの?」「話し合いで決めたことを実現するにはどうすればいいの?」など、たくさんの疑問が出てくるはずです。
当サポートセンターは、相続税をはじめ相続手続きに関する相談をワンコイン(500円)で行っております。まずは、お電話にてお問い合わせください。(0800-800-3184)