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【暗号資産を相続するときの手続きと注意点|知っておくべき基本知識】

2025年08月01日

近年、ビットコインなどの暗号資産を保有する方が増えています。しかし、暗号資産の相続については「どうすればいいの?」と戸惑う方も多いのが現状です。
今回は、暗号資産を相続する際の手続きや注意点について、分かりやすく解説します。

 

 

◆暗号資産も相続財産になる

 

株式や預金と同じように、亡くなった方が持っていた暗号資産は相続人が引き継ぐことになります。
相続税の計算にも含める必要があります。「デジタルだから関係ない」ということはありません。

 

◆暗号資産相続の注意点

 

1. ログイン情報(ID・パスワード)が分からないと取り出せない
暗号資産を保管している場所には、それぞれ専用の「鍵」のような情報があります。

 

 - 取引所(暗号資産を売買するサイト)のログイン情報
 - 個人の保管場所(ウォレット)のパスワード

 

これらの情報が分からないと、暗号資産がそこにあることが分かっても、取り出せないケースがあります。

 

2. 価格の変動が激しい

暗号資産は価格の変動が大きいため、相続税を計算する基準日(亡くなった日)の価格を正確に把握する必要があります。

 

◆相続手続きで必要な作業

 

1.暗号資産の有無を調べる

まずは故人が暗号資産を持っていたかを確認しましょう。

**調べる方法**
– パソコンやスマートフォンのアプリをチェック
– メールの履歴から取引所の通知を探す
– 銀行口座の入出金履歴を確認
– 確定申告書があれば内容を確認

 

2. 取引所への連絡

暗号資産の取引所が分かったら、相続の手続きについて問い合わせをします。

**一般的に必要な書類**
– 死亡診断書
– 戸籍謄本
– 相続人全員の印鑑証明書
– 遺産分割協議書

 

3.価値の評価

暗号資産の相続税評価額は、「活発な市場が存在する」かどうかによって次の方法で算定します。

 

活発な市場が存在する暗号資産:暗号資産取引所等が示す亡くなった日の取引価格で評価
活発な市場が存在しない暗号資産:暗号資産の内容や性質、取引実態などを勘案して個別に評価

 

※「活発な市場が存在する」場合とは、暗号資産取引所又は暗号資産販売所において十分な数量及び頻度で取引が行われており、継続的に価格情報が提供されている場合をいいます。
(取引所から亡くなった日の残高証明書を取得することができます。)

 

◆生前にできること

 

**家族への情報共有**
– どこの取引所を使っているか
– ログイン情報はどこに保管しているか
– 大まかな保有状況

 

適切な準備と早めの対応によって、スムーズな相続に繋がります。暗号資産の評価額の求め方が複雑でわからない、相続手続きを進めるにはどうしたらよいのか不安だという方は、当サポートセンターにご相談ください。