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「デジタル遺産」をご存じですか?相続で見落としがちな財産

2026年10月05日

最近は、銀行口座やお金のやり取りをスマホやパソコンの中だけで行う人が増えています。ネット銀行やネット証券、キャッシュレス決済、暗号資産などがその代表です。こうした「デジタル遺産」は通帳や書類が自宅に残らないため、相続のときに見落とされやすく注意が必要です。

 

◆なぜ見つけにくいのか?

普通の銀行なら、通帳やカード、郵便物から口座の存在に気づけます。しかし、ネット銀行やネット証券は紙の書類がほとんど届かず、手がかりは故人のスマホやパソコン、メールなどに限られることがあります。

手がかりになるものには次のようなものがあります。

・スマホに入っている金融機関や証券会社のアプリ

・メールに届く取引通知、残高通知

・ネットバンキングや証券会社のブックマーク

これらの情報を確認しないまま相続手続きを進めてしまうと、財産の一部が申告漏れとなる可能性があります。

 

◆相続税との関係で特に注意したいこと

デジタル形式で管理されている財産であっても、預金や有価証券などに該当する場合は、通常の財産と同様に相続税の対象となります。特に次のような点に注意が必要です。

・ネット証券の株式や投資信託の評価方法は、銘柄や商品の種類によって異なりますが、上場株式については原則として被相続人が亡くなった日の最終価格などを基に評価します。

・暗号資産も原則として相続税の課税対象になります。詳しくは2025年8月1日掲載のブログ【暗号資産を相続するときの手続きと注意点|知っておくべき基本知識】 をご覧ください。

・相続税の計算では、被相続人が亡くなった日現在の残高や価格を基に評価するため、取引履歴や残高証明などを保存しておくことが大切です。

 

◆まとめ  ~元気なうちの備えが安心につながる~

デジタル遺産は「見つけにくい一方で、税金の計算に関係することがある財産」です。相続税の申告漏れを防ぐには、本人が元気なうちに、利用している金融機関やサービスをリストにしておくことが有効です。「どこの銀行・証券会社を使っているか」だけでも家族がわかるようにしておくと、相続の際の負担が大きく減ります。

 

デジタル遺産は種類も多く、評価方法も財産ごとに異なるため、専門家に確認しながら進めるのが安心です。

当サポートセンターは、こうした疑問にもお答えするワンコイン相談(500円)を行っております。まずはお気軽にご相談ください。(電話0800-800-3184)